東日本大震災から2年が経過しました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

こんにちは、新四年の髙橋です。

シーズンインから10日ほど経過し、徐々に生活のリズムに慣れてきたかなという感じです。とはいえやはり体は辛いですね。なんか体中が痛いです。

さて、最近ラグビーがうまくなるにはどうしたらいいんだろうなと今一度考えることが多いのですが、その要素の一つとして「頭を使って練習する」ということが挙げられると思います。頭を使うということは言い換えるとインプットした情報を自分なりに解釈を施し、それを元にアウトプットすなわち実践に移していくことです。

毎回コーチに来ていただくときに様々なスキルを教わるのですが、それをただ聞いてなぞるように行うだけではその練習自体はうまくなってもなかなか試合に還元していくのは難しいと思います。きつい練習をしているのにこれでは少し悲しいです。そこで、習ったスキルの意味や練習の意図をきちんと考えてみる、試合のどのような場面でスキルを行うのか想像をする、あまり意味が分からなければラグビー知能の高い仲間に聞き、意見を言い合ってみる。考えがまとまればそれをノートにし、情報の整理をする。

このような作業がとても大事だと思うのです。頭をつかって練習を行い、効率を上げることでもっとラグビー上達の加速度を上げていこうと思います。

4月から4年生となる小吹です。


先週、ラグビーの日本選手権決勝が終わりましたが、一昨日には、それぞれ違うスポーツではありますが、JリーグとWBCが開幕しました。
Jリーグは12月まで毎週1試合。日本のプロ野球は4月頃～10月頃で毎週5・6試合。それぞれ1年間継続して公式戦があるというのは、本当にすごいと思います。

東工大ラグビー部も、3月から本格的に活動が始まりましたが、自分たちの大きな公式戦は、春の国公立戦や秋のリーグ戦です。
どちらもたった数試合だけですが、その数試合で勝つためにチームを作っていくというのは、Jリーグやプロ野球とは大きく違って難しいことだと思います。
秋のリーグ戦までのことまで考えながら、逆算して春の練習をしていると考えると、この時期の練習が東工大のラグビーの基礎として築かれていくと思います。
なかなかイメージはできませんが、今はしっかりと基本を意識して練習に取り組んでいこうと思います。



ところで、大学の授業で教わった事の一つに「PDCAサイクル」というものがあります。
Plan（計画を立てる）、Do（実行する）、Check（反省・評価する）、Act（改善する）、Plan（また計画する）...。
というように、何度もこのサイクルを回してよりよいものを作っていくというような言葉です。

理系ならではの研究も、サッカーや野球やラグビーなどのスポーツも、やっている内容は違いますが、成長するための考え方は同じだと自分は考えています。
難しいことですが、サイクルを一周して止めてしまうのでなく、再び考え始めて改善していき、何度も繰り返すことで成長していくものだと思います。
自分がこのサイクルを回すことができているのかというと、いつも無意識にどこかで止まってしまっていると思うので、この日記をきっかけに意識づけられたらいいと思います。