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2012年東工大ラグビー部リレー日記

筋肥大のシステム [筋トレ]

投稿日時:2012/11/09(金) 20:27

今回の筋トレコラムは、筋肥大にテーマを当ててみたいと思います。


普段頑張ってやっている筋トレ。みなさんは、何を目的としてやっているのでしょうか?
筋肉を増やして体重を増やす。筋力を高める。どちらにしても、
筋肉を大きくする=筋肥大が必要となってきます。


そもそも、筋肉はなぜ大きくなるのかというと、ストレスに適応して太くなります。


少し他の例で考えてみると、例えば、自転車を盗まれてしまったら、
次からは、もっと強い鍵をつけようと思いませんか?
それと同じことが、筋肉でも起こっているのです。


さて、筋肥大にとって必要なストレスとはどういうものかというのを紹介したいと思います。


①筋張力の発揮
筋肉に負荷をかけることで、ストレスを与える。 普段の筋トレでの負荷。


②筋線維の小さな損傷
大きな負荷に対する筋収縮や、筋肉が力を出しながら引き延ばされる時によく起こる。 バーベルを下す。
  


③無酸素性代謝物の蓄積  
乳酸や水素イオン、一酸化窒素などの代謝物が蓄積し、成長ホルモンの分泌を促す。 パンプアップ。   


④低酸素環境   
この環境では小さい負荷でも筋肥大の効果が高くなる。 加圧トレなど。    



以上の四点が主なストレスの要因です。筋肉は、基本的に遅筋から順に使われ、       
軽い負荷では、筋肥大をしやすい、瞬発系の速筋が使われずに終わってしまう可能性があります。       
普段の筋トレで使えることは、きちんとしたフォームでできる範囲で、できるだけ重い負荷を使い、       
筋が伸ばされる動作(バーベルを下すなど)で、意識を集中させて、ゆっくりと動かすことが効果的でしょう。       




サイヤ人は、死の淵から蘇ると戦闘力が増しますが、地球人の筋肉だって、同じように、痛めつけられ、       
そこから復活すると、さらに強くなるんです。       



今日紹介したことを意識して、筋トレに励みましょう。                 



REFERENCES          (荒川裕志  「効く筋トレ・効かない筋トレ」  PHP研究所)           

              (xfit       www.xfit.jp/  )     

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