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ブログ 白石 魁さんが書いた記事
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決意[2022年度 リレー日記]
投稿日時:2022/11/20(日) 00:00
こんにちは。
本年度主将の白石です。ここまで日記を繋いでくれた部員のみんな、ありがとう。
さて、明日はいよいよリーグ戦最終戦である都立大戦です。この試合は、今年の東工大にとっても、自分自身にとっても、非常に大きな試合です。
昨年度最終戦で東工大は都立大に初めて敗北しました。負けた原因はいろいろあると思いますが、簡単に言えばあの時点で都立大の方がチーム力で上回っていたということなのでしょう。では、今年はどうか。それを示すことができるのは明日の試合しかありません。どちらのチームがよりこの1年で成長できたか、その差が明日の試合、そして試合結果に表れると思っています。
そして、自分個人としても因縁が残っているのがこの都立大戦です。自分は昨年度からキッカーを務めているのですが、昨年の試合で、もし決めれば引き分けとなる最後のコンバージョンキックを外し、直接的な敗北の原因となってしまいました。外した瞬間に感じたのは、悔しいというよりも、情けないという感情でした。もっとキックの練習をしておけばよかったということだけではなく、チームを勝たせたいという気持ちや日々の練習にかける熱量など、すべてにおいて自分は弱いなと。そしてその感情は、高校の最後の大会の最後の試合で負けたときに感じたものと同じでした。また自分はこの思いをしなければいけないのか、まだ自分はここにいるのか。高校時代に感じたあの思いをもうしないためにラグビーから逃げることもできたけれど、大学でラグビーを続けたのはあの思いをもうしないためではなかったのか。
そんな中、都立大に負けたその日に照沼監督から、来年のチームのキャプテンをやらないかと言われました。その時にはまだ実感がわいていなかったので曖昧な返事をした気がしますが、時間が経つにつれてこの雪辱を果たすチャンスをもらったのだと思うようになりました。
「チャンス」といえば、そもそも明日の試合でコートに立つことができること自体チャンスをもらえているんだなあとみんなの日記を読んでいて感じました。けが人やマネージャーを含め明日の試合に勝ちたい気持ちはみんなが持っていて、それを試合で出すことができるのはジャージをもらった23人、コートに出ている15人だけしかいません。そのことに感謝し、決意とプライドをもって試合に出なければならないと改めて感じています。
また話や文章をきれいにまとめようとする僕の悪い癖が出てきてしまっているのでこれくらいで締めようと思います。いろいろ言いましたが明日の試合ではもうきれいごとは必要ありません。泥臭くがむしゃらに激しくひたむきに勝ちにこだわった方が勝つのでしょう。とにかく、勝ちに行きます。
本年度主将の白石です。ここまで日記を繋いでくれた部員のみんな、ありがとう。
さて、明日はいよいよリーグ戦最終戦である都立大戦です。この試合は、今年の東工大にとっても、自分自身にとっても、非常に大きな試合です。
昨年度最終戦で東工大は都立大に初めて敗北しました。負けた原因はいろいろあると思いますが、簡単に言えばあの時点で都立大の方がチーム力で上回っていたということなのでしょう。では、今年はどうか。それを示すことができるのは明日の試合しかありません。どちらのチームがよりこの1年で成長できたか、その差が明日の試合、そして試合結果に表れると思っています。
そして、自分個人としても因縁が残っているのがこの都立大戦です。自分は昨年度からキッカーを務めているのですが、昨年の試合で、もし決めれば引き分けとなる最後のコンバージョンキックを外し、直接的な敗北の原因となってしまいました。外した瞬間に感じたのは、悔しいというよりも、情けないという感情でした。もっとキックの練習をしておけばよかったということだけではなく、チームを勝たせたいという気持ちや日々の練習にかける熱量など、すべてにおいて自分は弱いなと。そしてその感情は、高校の最後の大会の最後の試合で負けたときに感じたものと同じでした。また自分はこの思いをしなければいけないのか、まだ自分はここにいるのか。高校時代に感じたあの思いをもうしないためにラグビーから逃げることもできたけれど、大学でラグビーを続けたのはあの思いをもうしないためではなかったのか。
そんな中、都立大に負けたその日に照沼監督から、来年のチームのキャプテンをやらないかと言われました。その時にはまだ実感がわいていなかったので曖昧な返事をした気がしますが、時間が経つにつれてこの雪辱を果たすチャンスをもらったのだと思うようになりました。
「チャンス」といえば、そもそも明日の試合でコートに立つことができること自体チャンスをもらえているんだなあとみんなの日記を読んでいて感じました。けが人やマネージャーを含め明日の試合に勝ちたい気持ちはみんなが持っていて、それを試合で出すことができるのはジャージをもらった23人、コートに出ている15人だけしかいません。そのことに感謝し、決意とプライドをもって試合に出なければならないと改めて感じています。
また話や文章をきれいにまとめようとする僕の悪い癖が出てきてしまっているのでこれくらいで締めようと思います。いろいろ言いましたが明日の試合ではもうきれいごとは必要ありません。泥臭くがむしゃらに激しくひたむきに勝ちにこだわった方が勝つのでしょう。とにかく、勝ちに行きます。
菅平[2022年度 リレー日記]
投稿日時:2022/08/31(水) 15:45
お疲れ様です。4年の白石魁です。
2年ぶりに菅平に行ってきました。僕は高校から何度も菅平に行っていますが、キャプテンとして、リーダーとして参加するのは初めてでした。そこで感じたのはチームにとってこの7日間の菅平合宿というものがどれだけ大きいものかということでした。
5回の練習試合を行う中で段々とチームとしての勝ち方、あるいは負けてしまうパターンも見えてきて、試合をどう運んでいくか、点差や時間、エリアによってどんなラグビーをするのか、リーダーとしてどんな声をかけたら良いかなど、多くのことが見えてきました。また、ホテルでミーティングを重ねる中で、後輩や同期たちと考えを共有でき、チームの雰囲気もリーグ戦初戦の駿河台戦に向けて1つになって来ているのを感じました。
合宿を終え、いよいよリーグ戦に向けて準備が始まります。4年として、キャプテンとして、悔いの残らないようにやり切りたいと思います。
2年ぶりに菅平に行ってきました。僕は高校から何度も菅平に行っていますが、キャプテンとして、リーダーとして参加するのは初めてでした。そこで感じたのはチームにとってこの7日間の菅平合宿というものがどれだけ大きいものかということでした。
5回の練習試合を行う中で段々とチームとしての勝ち方、あるいは負けてしまうパターンも見えてきて、試合をどう運んでいくか、点差や時間、エリアによってどんなラグビーをするのか、リーダーとしてどんな声をかけたら良いかなど、多くのことが見えてきました。また、ホテルでミーティングを重ねる中で、後輩や同期たちと考えを共有でき、チームの雰囲気もリーグ戦初戦の駿河台戦に向けて1つになって来ているのを感じました。
合宿を終え、いよいよリーグ戦に向けて準備が始まります。4年として、キャプテンとして、悔いの残らないようにやり切りたいと思います。
褒める[2022年度 リレー日記]
投稿日時:2022/05/07(土) 18:17
こんにちは、4年の白石魁です。
1月に新チームがスタートし、気づけばもう4ヶ月が経ちました。今年度はコロナによって出足をくじかれ、活動が制限される期間が続きました。昨年度の悔しさを晴らすため、チームも個人も強くならなければと決起した矢先だっただけに、辛かったです。それでも、2、3月は体づくりをメインに頑張ろうと決め、チーム全体で筋力、体重アップを図ってきました。練習・試合が再開できた今、その成果を出すためにスキル、フィットネスも強化していかなければと思っております。
さて、話は変わりますが、僕はキャプテンというチームのリーダーになりました。自分がどんなリーダーになれるのか、なるべきなのか、はっきりとはわかりませんが、まずはリーダーらしく堂々としなければと思っています。そんな中で今回、久しぶりの日記で書こうと思ったのは、「褒める」ということの難しさについてです。というのも、キャプテンになることが決まってから、少しリーダーについて勉強してみたのですが、どうやら、人に自分から動いてもらうには、褒めることが最も重要らしいのです。やるべきことを指示したり、間違っていることを指摘したりすれば、大抵の人はこちらが要求したレベルまではやってくれる、動いてくれるけれど、それ以上のことを自分からやってくれるようにはならないとの事でした(D・カーネギー『人を動かす』より)。確かに、今までの自分の人生を振り返ってみても、何かを頑張ろうと思ったきっかけでいちばん多いのは、誰かに褒められたことや褒められたいと思ったことかもしれません。誰かにやれと言われてやったことは長続きしていないし、あまり記憶にも残っていないような気がします。
そうは言っても、人を褒めるのは難しいです。まず恥ずかしいし、いざ褒めようとすると上から目線になってしまったり、義務っぽくなってしまったりして、自然にさらっと褒めることはなかなか出来ません。また、誰に褒められるのかも重要で、その事について優れている人、尊敬できる人からの言葉の方が響くし、言われて嬉しいことが多いでしょう。自分のことを棚に上げて褒めることは簡単ですが、それだとあまり言葉に重みがなくなってしまいます。だからこそ上に立つ者は、先輩は、キャプテンはしっかりしなければいけないし、やることはしっかりやっていなければいけないのです。練習に遅れてはいけない、筋トレはしっかりやらなければいけない、声を出さなければいけない、運営にきちんと参加しなければいけない、練習メニューを考えなければいけない、リレー日記の更新が遅れてはいけない、単位を落としてはいけない、院試の勉強をしなければいけない、バイトをして後輩に奢らなければいけない、、、
すみませんでした。頑張ります。
1月に新チームがスタートし、気づけばもう4ヶ月が経ちました。今年度はコロナによって出足をくじかれ、活動が制限される期間が続きました。昨年度の悔しさを晴らすため、チームも個人も強くならなければと決起した矢先だっただけに、辛かったです。それでも、2、3月は体づくりをメインに頑張ろうと決め、チーム全体で筋力、体重アップを図ってきました。練習・試合が再開できた今、その成果を出すためにスキル、フィットネスも強化していかなければと思っております。
さて、話は変わりますが、僕はキャプテンというチームのリーダーになりました。自分がどんなリーダーになれるのか、なるべきなのか、はっきりとはわかりませんが、まずはリーダーらしく堂々としなければと思っています。そんな中で今回、久しぶりの日記で書こうと思ったのは、「褒める」ということの難しさについてです。というのも、キャプテンになることが決まってから、少しリーダーについて勉強してみたのですが、どうやら、人に自分から動いてもらうには、褒めることが最も重要らしいのです。やるべきことを指示したり、間違っていることを指摘したりすれば、大抵の人はこちらが要求したレベルまではやってくれる、動いてくれるけれど、それ以上のことを自分からやってくれるようにはならないとの事でした(D・カーネギー『人を動かす』より)。確かに、今までの自分の人生を振り返ってみても、何かを頑張ろうと思ったきっかけでいちばん多いのは、誰かに褒められたことや褒められたいと思ったことかもしれません。誰かにやれと言われてやったことは長続きしていないし、あまり記憶にも残っていないような気がします。
そうは言っても、人を褒めるのは難しいです。まず恥ずかしいし、いざ褒めようとすると上から目線になってしまったり、義務っぽくなってしまったりして、自然にさらっと褒めることはなかなか出来ません。また、誰に褒められるのかも重要で、その事について優れている人、尊敬できる人からの言葉の方が響くし、言われて嬉しいことが多いでしょう。自分のことを棚に上げて褒めることは簡単ですが、それだとあまり言葉に重みがなくなってしまいます。だからこそ上に立つ者は、先輩は、キャプテンはしっかりしなければいけないし、やることはしっかりやっていなければいけないのです。練習に遅れてはいけない、筋トレはしっかりやらなければいけない、声を出さなければいけない、運営にきちんと参加しなければいけない、練習メニューを考えなければいけない、リレー日記の更新が遅れてはいけない、単位を落としてはいけない、院試の勉強をしなければいけない、バイトをして後輩に奢らなければいけない、、、
すみませんでした。頑張ります。
行儀よくまじめなんて[2021年度 リレー日記]
投稿日時:2021/08/20(金) 01:02
「慮る」と書いてなんと読むかわかりますか?これは、配慮や考慮の慮の訓読みで、「おもんぱかる」と読みます。思いやるとか気遣うといった意味で、「おもいはかる」が変化してこの発音になったようです。「先方の事情を慮る」のように使われます。先日これをクイズ番組かなにかで見かけて、小学生のときのあるエピソードを思い出しました。
小学校5年生の時、担任の先生がクラスのみんなに「0655」という番組をオススメしていました。名前の通り朝6時55分からやっているNHKの教育番組で、今もおそらくEテレでやっていると思います。子どもだけでなく親世代や社会人が見ても楽しめるような番組で、ちょっとした雑学を教えてくれたり、元気が出る曲を流してくれたりします。たった5分の番組ですが、忙しい朝にちょうどいい、ほっこりする番組です。 それまで僕は毎朝7時に起きていましたが、この番組を見るために5分だけ早起きするようになりました。
その中に「これを知ってるといばれるの唄」というコーナーがありました。普通に覚えるには難しい言葉や、多くの人が勘違いしていることを歌にして覚えやすくするというもので、内容はかなりレベルが高く、この歌を覚えると大人でも役に立つ知識が身につき、ふとした会話の中で自慢したり、いばったりすることができます。この歌にはいくつかシリーズがあるのですが、僕が小5の時にやっていたのが「難読漢字編」でした。読み方の難しい漢字が映像で流れ、その読みが歌になっています。漢字の例としては、「逼迫(ひっぱく)する」や「杜撰(ずさん)」などです。小学生の時分には読みどころかその言葉自体を聞いたこともないので、はじめはちんぷんかんぷんでした。それでも、この番組は一定期間、同じコーナーを毎週曜日ごとにやっているので、火曜日にこの歌がやっていたとしたら、毎週火曜日にこの番組を見れば一週間ごとにこの歌が聞けて、だんだんとその難しい漢字たちの読み方がぼんやりと頭に入ってくるのです。ただ、別にこの難しい漢字を覚えてやろうと思って積極的に見ていたわけではなく、まあ5分だけだから見ておくかというような感じだったと思います。
そうしてしばらく経って、ある日担任の先生が、漢字の練習か何かの時間に、黒板に「慮る」と書いて、「これ誰か読めますか?」とクラスのみんなに問いました。なんの文脈もない、突然の質問だったので、クラス全体がキョトンとしていました。そんな中僕は「おもんぱかる」と呟きました。僕は1番前の席だったのでそれを聞いた先生が「そう、正解。」と言いました。自分でもなぜ自分がこの漢字を読めるのかわからないくらいでしたが、クラスのみんなが「すげー!」「なんで読めるのー!?」と盛り上がるので、嬉しくなりました。やっぱり小学生のときはクラスで1番になったり目立ったりしたら嬉しいですよね。でも、そんな賞賛を浴びながら、僕は少しずつ理解していきました。まず、あの漢字を自分が読めたのは、「0655」という番組を毎朝見ているからで、あの歌の中に「慮る」もあったということ。それを見るように勧めたのはあの質問をした先生自身だということ。つまり、先生は自分が勧めた番組をちゃんと見ている人がいるか確かめようとしたのです。それがどうやらクラスでは僕ぐらいしかいなかったようです。
そのことに気づいた時、なんだか素直に喜べないような、もやもやした気持ちになったのを覚えています。クラスのみんなは、白石くんはあんな難しい漢字もわかるんだなあ、頭いいなあなんて思ったでしょうが、実際は、ただ先生が言ったことに素直に従っただけ、まじめだっただけ。そこにはほとんど違いはないのかもしれないけれど、当時はそれが自分の中で大きな違いのように思えました。
確かに子どもの頃は、周りの大人の言うことに従うことが正しかったし、先生に言われたことを真面目にやれる子が頭のいい子でした。僕はその「頭のいい子」だった。それを自分でもわかっていたけれど、そうやって生きるのが楽だった。でもやっぱり歳を重ねるにつれて、、、、ダメだ
なんかうまいこと言おうとしましたが思ってもないことを書きそうだったのでやめます。
次は同期の田中くんに回したいと思います。彼の家にはまた自転車が1台増えたようですが、そんなお金があるならエアコンを直した方がいいんじゃないかと思いました。
小学校5年生の時、担任の先生がクラスのみんなに「0655」という番組をオススメしていました。名前の通り朝6時55分からやっているNHKの教育番組で、今もおそらくEテレでやっていると思います。子どもだけでなく親世代や社会人が見ても楽しめるような番組で、ちょっとした雑学を教えてくれたり、元気が出る曲を流してくれたりします。たった5分の番組ですが、忙しい朝にちょうどいい、ほっこりする番組です。 それまで僕は毎朝7時に起きていましたが、この番組を見るために5分だけ早起きするようになりました。
その中に「これを知ってるといばれるの唄」というコーナーがありました。普通に覚えるには難しい言葉や、多くの人が勘違いしていることを歌にして覚えやすくするというもので、内容はかなりレベルが高く、この歌を覚えると大人でも役に立つ知識が身につき、ふとした会話の中で自慢したり、いばったりすることができます。この歌にはいくつかシリーズがあるのですが、僕が小5の時にやっていたのが「難読漢字編」でした。読み方の難しい漢字が映像で流れ、その読みが歌になっています。漢字の例としては、「逼迫(ひっぱく)する」や「杜撰(ずさん)」などです。小学生の時分には読みどころかその言葉自体を聞いたこともないので、はじめはちんぷんかんぷんでした。それでも、この番組は一定期間、同じコーナーを毎週曜日ごとにやっているので、火曜日にこの歌がやっていたとしたら、毎週火曜日にこの番組を見れば一週間ごとにこの歌が聞けて、だんだんとその難しい漢字たちの読み方がぼんやりと頭に入ってくるのです。ただ、別にこの難しい漢字を覚えてやろうと思って積極的に見ていたわけではなく、まあ5分だけだから見ておくかというような感じだったと思います。
そうしてしばらく経って、ある日担任の先生が、漢字の練習か何かの時間に、黒板に「慮る」と書いて、「これ誰か読めますか?」とクラスのみんなに問いました。なんの文脈もない、突然の質問だったので、クラス全体がキョトンとしていました。そんな中僕は「おもんぱかる」と呟きました。僕は1番前の席だったのでそれを聞いた先生が「そう、正解。」と言いました。自分でもなぜ自分がこの漢字を読めるのかわからないくらいでしたが、クラスのみんなが「すげー!」「なんで読めるのー!?」と盛り上がるので、嬉しくなりました。やっぱり小学生のときはクラスで1番になったり目立ったりしたら嬉しいですよね。でも、そんな賞賛を浴びながら、僕は少しずつ理解していきました。まず、あの漢字を自分が読めたのは、「0655」という番組を毎朝見ているからで、あの歌の中に「慮る」もあったということ。それを見るように勧めたのはあの質問をした先生自身だということ。つまり、先生は自分が勧めた番組をちゃんと見ている人がいるか確かめようとしたのです。それがどうやらクラスでは僕ぐらいしかいなかったようです。
そのことに気づいた時、なんだか素直に喜べないような、もやもやした気持ちになったのを覚えています。クラスのみんなは、白石くんはあんな難しい漢字もわかるんだなあ、頭いいなあなんて思ったでしょうが、実際は、ただ先生が言ったことに素直に従っただけ、まじめだっただけ。そこにはほとんど違いはないのかもしれないけれど、当時はそれが自分の中で大きな違いのように思えました。
確かに子どもの頃は、周りの大人の言うことに従うことが正しかったし、先生に言われたことを真面目にやれる子が頭のいい子でした。僕はその「頭のいい子」だった。それを自分でもわかっていたけれど、そうやって生きるのが楽だった。でもやっぱり歳を重ねるにつれて、、、、ダメだ
なんかうまいこと言おうとしましたが思ってもないことを書きそうだったのでやめます。
次は同期の田中くんに回したいと思います。彼の家にはまた自転車が1台増えたようですが、そんなお金があるならエアコンを直した方がいいんじゃないかと思いました。
大戦に向けて[2020年度 リレー日記]
投稿日時:2020/11/26(木) 11:36
2年の白石魁です。
リーグ戦初戦の東京都立大戦は、ミスが多く良い試合運びではなかったもののなんとか勝つことができました。
2回戦の国際武道大戦は、相手方の棄権により、貴重な試合経験が出来ませんでしたが、一応勝利となりました。
そして来たる今週末の日曜日は、駿河台大戦です。
……やはり何度読んでも「たいせん」としか読めない。
なかなか思うように活動できない1年でしたが、今年もこの山場を迎えることが出来ました。この大戦に今の全力が出せるように準備したいです。
リーグ戦初戦の東京都立大戦は、ミスが多く良い試合運びではなかったもののなんとか勝つことができました。
2回戦の国際武道大戦は、相手方の棄権により、貴重な試合経験が出来ませんでしたが、一応勝利となりました。
そして来たる今週末の日曜日は、駿河台大戦です。
……やはり何度読んでも「たいせん」としか読めない。
なかなか思うように活動できない1年でしたが、今年もこの山場を迎えることが出来ました。この大戦に今の全力が出せるように準備したいです。
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