新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

BKバイスの早川です。

東工大生ならば誰しもが一度は体験するであろう、“どこ大？”→“東工大”→“どこそこ？”という一連の流れ、もう体験しましたか。まだ体験していないという方、成人式の同窓会で必ず体験することになるでしょう。“…みっともないからやめてくれよ親父”なんて言ってくれる××君のような子は少ないです。

今までのリレー日記を読み返したところ、ラグビー未経験者へのエールが圧倒的に多かったので、僕は今回経験者に向けて日記を書こうと思います。未経験者でラグビーに興味のある方はこの日記はスルーしていただいて結構ですが、僕が以前に書いた“ポジション”という日記を読んでいただけるとラグビーに対してより理解が深まるでしょう。

高校でラグビーをやってきた人間にとって、顧問の先生は絶対に逆らうことのできない唯一神的な存在であり、その怒りの矛先が自分に向けられるのではないかとびくびくしながら練習に励んでいたことでしょう。さらに、永遠と思われるほどに永いランパス、終わらないモール練習、のせいで暇なバックス、坂で組むスクラム、不意に飛んでくる拳、ただやらされるだけの無駄に長い練習時間などなど、理不尽かつラグビーを嫌いになってしまうような練習ばかりをやらされていたと思いますが、東工大ラグビー部は違います。

グランドに常駐している監督、コーチは存在しないのでその目を気にせずのびのびとプレーをすることができ、練習メニューも学生が主体となって考えているため、ラグビーというスポーツにより深くかかわることができ、理不尽なものはまずないです。また一つ一つの練習時間が徹底的に管理されており、アップも含め一回の練習が長くても二時間半以内には終わるように考えられています。さらに1,2,7,8,12月にはオフ期間も設けられているので、高校時代ラグビーと勉強しかできなかったという人も、部活にバイトに遊びと、充実した学生生活を送ることができるでしょう。

もう一度言います、大学でもがっつりとスポーツをやりたい、なおかつバイトも遊びもあきらめたくないという人はぜひラグビー部へ！！

それでは次回のリレー日記は我が家の近くでバイトを始めたという“新井君”にお願いしたいと思います。