ログイン マイページ レイアウト

2008年度 2011/8/27

加藤元キャプテンの名言

投稿日時:2011/08/27(土) 11:01

お久しぶりです(初めましての人もいるかと思いますが)、2008年度卒の中田です。
7月に同期の丸田君の送別会ということで、久々に、山口組、加藤組、本多組のメンバーと顔を合わせる事が出来、とても懐かしい気持ちになると共に、改めてラグビー部の大切さを実感しました。

その時に今の現役生について思った事を自分たちが現役時代に感じた事と合わせて、現役生がこれから過酷なリーグ戦に臨む前に、書かせてください。

加藤元キャプテンは、昨年度のスローガンを"Family”と設定しました。
スローガンはキャプテンがチームとしての方向性を示すと同時に、部員夫々が個人でスローガンを咀嚼し、独自の理解をしてこそ、初めて有効になります。
僕個人としては、ラグビー部にとってのFamilyとは、仲間の概念を超えて、家族同士と同じレベルで部員同士が繋がっていて、Familyとして本音でぶつかりあって成長していく、と捉えています。そして、FamilyがFamilyである為に最も不可欠なのは、互いをいかに認めた上で信頼し合えるかに尽きると思っています。
 
例えば、僕はとても駄目な学生でしたが、そんな僕に対して母はとても厳しく接すると共に、出来る・出来ないに関わらず、大前提として、存在を認めてもらい、信頼してもらっていた気がします。
 
これから秋になるにつれて、精神的プレッシャー、肉体的プレッシャーで周りの部員に気を配れなくなりがちになり、互いを認め合うことが出来なくなる可能性があります。そして、要求されるパフォーマンスを達成出来ない部員に対し、冷ややかな視線が浴びせられる傾向になりがちです。
そんな時こそ、もう一度気持ちを落ち着かせ、出来る・出来ないに関わらず、まずは仲間を認め、信頼してください。出来ないプレーヤーがいるのであれば、包み隠さず、本気で怒り、その中でも、信頼してあげてください。
 
上記内容を先日の送別会にて現役幹部に伝えていた加藤元キャプテンの素晴らしさを改めて実感しました。
尊敬できる後輩の一人です。
 
一方で、今年のスローガンとして、本多キャプテンは”Smile”と設定しました。とても素晴らしいスローガンだと思います。
 
僕たちが最終年度の時、記憶にある人もいるかと思いますが、リーグ戦第6戦のvs横浜国立大での敗戦を主因とし、リーグ戦入れ替え戦出場の目標が絶たれました。
実力は自他ともに東工大との認識、一方で第5戦から一週間しかなく、すべての練習がたまたま朝練となってしまった悪状況。そんな中で迎えた試合では、出場した誰もが感じていた、目に見えないプレッシャー。
女々しい事を覚悟で書きますが、もし、もう一度やり直せるのであれば、あの場面で”Smile”することで、みんなの緊張感と解きほぐし、最高のパフォーマンスを出させて挙げられればと、今でも悔やんでいます。
 
今年の秋には、みんなの気分が落ち込む場面があると思いますが、4年生を中心として、最後まで悲しい顔を見せずに、常にSmileでいてくれればと思っています。
 
長くなりましたが、僕らOB全員が、今年の現役生を応援しているので、頑張ってください。
 

<< 2011年8月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログテーマ