2008年度 2008/10/19
人に厳しく、自分に甘く。
投稿日時:2008/10/19(日) 02:32
プロ野球が面白い季節になってきました。
我らがライオンズは見事パ・リーグ制覇、リーグ優勝に輝き、CS第一ステージを勝ち抜いた日本ハムを、
本拠地西武ドームでのCS第二ステージにて迎え撃とうとしているところです。(今日は負けたケド
昨シーズンは26年ぶりのBクラスの5位と低迷したこのチームを、4年ぶりの優勝へと牽引したのは、
今期新しく監督に就任した渡辺久信監督であることは、紛うことなき事実でしょう。
さて、その渡辺新監督が若手中心のこのチームに、今シーズン徹底して心がけてきたこととは、
「ミスを責めない」「余計なプレッシャーを与えない」ということだそうです。
ミスをやろうと思ってやる選手はいない。若い選手が多いため、のびのびと実力を発揮させるためには過度の叱責は不要。
いかにして勝つかという、2軍監督時代を下積んでいるからこそわかる采配なのでしょう。
ま、この話はひとまず置いておいて、タイトルに戻ってもらいたいと思います。
この言葉は母校である川高ラグビー部の監督が言っていたんですが、何が大切かっていうと
「人のミスに厳しくなろう」ということだと思います。(後半はオマケみたいなもんですw
東工大ラグビー部の練習中でも
「オマエは上級生なんだから下級生に対してもっと言ってけ!」
というのに対し
「でも自分ができてないのに人に言うのってなんだよな・・・」
という光景はたびたび見受けられます。
でも、それじゃダメなんです。たとえ自分ができなくても言ってかなきゃならないんです。
自分一人じゃなかなか気付かないことってたくさんあります。
自分ではやってるつもりでも実はできてなくて、人に言われて初めて意識することも多々あるものです。
自分だったらスクラムなんかそうです。
高くしてるつもりなんかないのに、実際には高くなってて注意されて、それじゃあ今度はもっと低くなってやろう、と。
それは自分のではない「ヒトの目」じゃなきゃわからないものです。
また、そこで必要になってくるのは「その意見をしっかりと聞くこと」です。
「お前こそできてねーじゃん!」と言ったり、聞き流したりするのではなく、
納得したら受け入れて実践してみればいいし、納得できなければ相手に自分の意見を言ってみるのもいいかもしれません。
お互いのプレーを見て、意見を言い合ってくことで、チームの実力は伸びていくと思います。
以前に「声」の重要性についても書きましたが、うちには良い意味で「五月蠅いチーム」になってほしいです。
話を戻しますが、問題は「ミスについて」です。
「ミスを責めない」「ミスに厳しく」と相反するふたつの事柄を取り上げてみたのですが、
自分は「練習中のミス」には厳しく、「試合中のミス」には、変な話ですが、多少寛大になってもいいんじゃないかな、と思うんです。
練習中だったら、ミスしたら練習すればいいんです。アフターでも何でも、自分が納得できるまでやれば。
しかし試合中の場合、いくら厳しく叱ったところで起きてしまったのは仕様がないんです。取り返しはつかないんです。
もちろんミスを指摘して意識させることは大切だと思います。意識で変えることができる問題ならば、ですけど。
ただ罵詈雑言を並べるのではなく、「お前のミスは俺が取り返してやんよ!」的な余裕をもってたいもんです。
まあ厳しい試合展開だとそれも難しくなってくるんですけどね(笑)
明日(てかもう今日か)は獨協大学戦です。
7戦やるうちの4戦目ということで折り返しとなりますが、4連勝でターンしたいと思います。
自分も念願の②をもらうことができたので、先輩後輩に負けぬように精一杯プレーしたいです。
最後に、更新が遅れて申し訳ありませんでした。でも、遅れた分くらいは長く書けたかなあと思います。
次は関根に「バトンタッチ」させてもらうんだ ☆