2022年度 リレー日記 2022/6/10
余裕
投稿日時:2022/06/10(金) 20:59
こんにちは、3年の大池貫太です。
前回このリレー日記を書いたのは去年の11月半ばでした。その時は再来週の試合に復帰が間に合ったら頑張りますみたいな事書いたのですが、その試合に復帰が間に合ってないどころか半年以上経った今もまともにラグビーできていません。自分でもこんな事になるとは思っていなかったのでびっくりしています。
もう脳や体に異常はないのにラグビーができていないという現状が正直いまだに自分でもよく分かっていません。ただ、結構辛いです。今までの人生でこんなにもどかしい経験はしたことがありません。
今のチームになってから同期や後輩が試合に出ることが増えました。新しいポジションにコンバートされた同期が試行錯誤していたり、大学からラグビーを始めた後輩がもうA戦に出場して体を張ってプレーしていたりする中で自分は何もできていません。監督や先輩方は焦らなくていいよと励ましてくれます。でも、同期全員でこうやって部活にいられるのはあと1年半くらいしかないし、院生の先輩方とはあと少ししか一緒にラグビーできないし、いま四年の先輩方も後半年したらみんな揃う事はなかなかないし、と考えるとすごい焦りを感じてしまいます。焦ってもしょうがないのは自分でも分かっていますがどうしても心に余裕が持てません。
ここまでネガティヴなことばっか書いてしまっていますがこれでも最近少しマシになった方です。今年の2、3月自分は休部していたのですが、もう部活辞めようかなって思っていました。同期とかには心配されたくなくてあまり相談していませんでしたが、そのくらい気が滅入ってました。みんなが頑張ってる中自分が何もできないのが本当に悔しかったし、何よりもいつから復帰できるという明確な復帰プロセスが見えない事が1番の辛さの原因でした。もう引退までラグビーできないのかなって考えてしまい落ち込んでばっかの毎日でした。怪我じゃないからリハビリとかも何すればいいかよくわからないし、もうどうすればいいのかわかんなくていっそのこと辞めちゃおうかなって感じでした。
今でも復帰プロセスはあまり見えていないし、休部中と自分の状態はそんなに大きく変わっていません。この前の学芸大戦なんてタッチジャッジすらできませんでした。でも休部していた時よりは辛抱強く待ってみようかなって思えるようになってきました。監督や先輩など部のいろんな人が自分のことを気にかけてくれて励ましてくれるおかげで少しずつですが前を向けるようになってきた気がします。この調子で少しずつでもいいから復帰に近づけたらいいなと思います。また試合に出れる日を信じて、自分なりにのんびり頑張ります。
意識と感謝
投稿日時:2022/06/10(金) 16:14
最近はSOとして試合に出場させていただいてることや3年として、上級生として今までと違って色々考えさせられる場面が増えました。
一つ目が濱本さんもおっしゃっていた"一人一人の考える力"です。
自分自身もSOとしてプレーするまでは明確な意思を持ってのプレー決定だったり、2、3先のフェイズのどこで相手ディフェンスを崩し抜きにいくのかなど考えられていなかったなと反省しました。
試合で判断をうまく行うには日頃の練習から妥協せず、毎回のプレーを思いっきりすることが大切だと思います。
声を出して引っ張っていけるよう精進していきたいです。
二つ目はグランド以外での人々への感謝の気持ちです。
3年になって新歓や合宿の仕事を任されました。
自分が仕事を任される立場になると自然と周りの人の行ってる仕事にも目がいくようにもなりました。
大学に来ればラグビーができて当たり前であり試合も用意されるもののように感じていて先輩方が裏でグランドの予約をしてくださったり試合を組んでくださったりしていることを考えたことがありませんでした。
ラグビーができてる環境は"当たり前"ではなく素晴らしいことなんですね。
監督、プレーヤー、マネージャー、OBの方々や家族など色んな人に感謝しながらその人達に恥じないようしっかりと練習や試合に取り組んでいって恩返し出来たらなと思います。