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2018年度東京工業大学ラグビー部リレー日記 2018/9/5

うまくいく組織

投稿日時:2018/09/05(水) 12:00

4年マネージャーの藤井です。
この数日は台風で日本がてんやわんやしていましたね。私事ですが、私の所属する研究室のゼミ合宿も台風リスクを鑑みて中止になりました。合宿費が返ってきたのでよかったのやら悪かったのやら…

萱原が組織について触れていましたが、私も最近怒られて、組織について考える機会がありました。

思えば、3年の2Qあたりから既に「うまくいく組織とはなんなのだろう」と考えるようになったと思います。組織が上手くいく要因にはいろんな側面があります。思い浮かべやすい例で言えば、その組織の目的と構造がマッチしているかだとかもそうですし、少し外れたところでいうと、企業の場合はオフィスデザインも組織の活動する場として重要になってきます。上と下がコミュニケーションをとりやすいかだとか、そういった話です。要は組織図だけが組織を表しているのではないのです

幹部を引き継ぐ頃は「どうやったら効率的に仕事やマネジメントができるか、そのような体制を整えることが重要だ」と考えていました。組織に機能を持たせたいと考えていました

さて、最近、経済関連の本を読んだのですがその中でハッとさせられた言葉がありました。うろ覚えなのですが
「成功する経済とは、勝手に循環するものである。循環の動機付けは脳の中の報酬系が担っている」(違うかもしれない)
ビジネス例で言うと、例えばFacebookでいいね!がつくと承認欲求が満たされる→投稿が増える(運営は広告費収入が増える)といった話です

動機付けというあたりにハッとさせられました。
組織がうまく回るには、体制を整えるだけではなくその潤滑油のようなものも必要なのだと。

幹部の行うことも、運営も、何が皆の動機付けになるのだとろうと思いました。
前者は幹部代の責任というのが挙げられます。では後者は?マネージャーがあれこれ言っても動機付けにはなりません。
そこで報酬系の話を振り返った時に、何が皆の報酬にあたるかというとそれはきっと「勝ち」「目標達成」です。
東工大ラグビー部の活動の源泉は勝つことであり、目標である二部入れ替え戦出場です。それが全体のマネジメントや各係の運営にもつながっていくのが、あるべき組織の姿です

結局いつも監督が言っていることに落ち着いてしまったのですが、重要なのは受け身でなく能動の姿勢だと思います。
受け身だったらそれこそ名ばかりの目標です。目標は1月に幹部代が示すものですが、皆の目指すものでなければならない。自分が一年の時、最終戦になぜ勝てなかったのか。当時のキャプテンもブログに書いていましたが「ひょっとしたら本当に入れ替え戦に出場してしまうのでは」という恐れとも言える目標達成とは離れた思考が私含め、みんなにあったのではないかと思います。

長々と書いたうえに結論はいつも監督に言われていること、というなんとも残念なブログになってしまいましたが、思考の整理にはいい機会になりました。

リーグ戦の初戦まで残り僅かです。4年は勿論みなを引っ張っていきますが、下級生もリーグ戦に向けてやるべきことを見つめなおしてほしいです。

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