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2012年東工大ラグビー部リレー日記

ケガへの食事 [栄養]

投稿日時:2012/11/01(木) 15:43

みなさん、こんにちは。 栄養係3年の石井です。
今回の栄養コラムは「ケガの予防・回復に対する食事」について書かせていただきます。
 
ラグビーはコンタクトスポーツであるので、ケガはつきものです。そのため、ケガのリスクを最小限にすることは大変重要であります。そこで、ケガを予防する、もしくは、ケガをしてしまった場合一日でも早く復帰するための食事のポイントを紹介します。
 
・ケガを予防するための食事
 スポーツにおけるケガを少なくするためには、丈夫な体を作り、日々の疲れを残さないよう、疲労回復に努めることが何よりも大切です。そのために、日頃から十分な炭水化物や脂質、たんぱく質を摂取し、疲労回復を早め、骨や腱を丈夫にするビタミンやミネラルが不足しないよう注意しなければなりません。特に栄養素の中でも、たんぱく質やカルシウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの豊富な食品を積極的にとるよう心がけましょう。
<ビタミンを含む食品の例>
ビタミンA:レバー、ほうれん草、にんじん
ビタミンC:ブロッコリー、オレンジ、ピーマン
ビタミンE:かぼちゃ、納豆、カジキ
 
・ケガからの回復のための食事
 ケガをしたときに注意しなければならないのは、食事の量を減らしすぎないということです。たしかに、普段より運動量が少なくなる分、摂取エネルギーは抑える必要はあります。しかし、食事の量を極端に減らすと、筋肉や腱の炎症を抑える、または骨やコラーゲンの材料となる栄養素が不足し、逆にケガの回復を遅らせてしまうことになります。そこで、食事の量を変えずに摂取エネルギーを抑えられるよう、素材選びや調理方法に工夫するようにしてみてください。以下に、その例を挙げます。
<エネルギーを抑えるための素材選びと調理方法>
・調理法を茹でる、蒸す、焼くにする
・野菜、きのこ、海藻、芋類などを積極的に使う
・脂質の少ない素材を選ぶ
・間食は砂糖、脂質の少ないものを選ぶ
 
 
ケガを予防すること、ケガからできるだけ早く復帰することは、試合だけでなく、練習の面から見ても大切なことです。日頃から注意していきましょう。
本コラムがみなさんの力になれれば幸いです。

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