■07年度卒リレー日記■
敬老の日 [日記]
投稿日時:2006/09/18(月) 13:43
建築3年の集中講義、日本建築史実習に行ってきましたーーーーーーーー。
奈良に始まり、滋賀、京都、大阪、兵庫、と一週間かけて2府3県を回る。
一般公開してない建物や、文化財の屋根の修理現場とか見れたりして、アドレナリン大放出。
とか何とか、建物のことを書いても仕方ないので、それ以外のことを。
1日目。法隆寺、中宮寺、法起寺、慈光院。
集合時間の3時間前に着き、暇をもてあます。採れたてのいちじくを食べる。慈光院の庭の景色は最高。住職がめっちゃおもしろい。お茶がうまい。
2日目。平城宮跡、東大寺、春日大社、新薬師寺、興福寺。
サンダルであるきまくったため足が限界を迎える。痛さのあまり、この日の記憶はほとんどない。新薬師寺でもお茶をいただく。これ以上サンダルでは無理と思い、スニーカーと靴下を買う。予定外の出費。
3日目。三井寺、日吉大社、比叡山。
桧皮葺の葺き替え現場がよかった。ヒノキの皮でできた屋根。時間と金のかかる作業だ。4年、6億。雨の比叡山は死ぬほど寒かった。山頂のお土産屋の試食品、みんな食べまくりで帰るころにはすべて空。
4日目。上賀茂神社、社家、大徳寺、弧蓬庵、大報恩寺、北野天満宮。
学問の神様、北野天満宮。もちろん願うのは同期全員の進級。解散後、甘味会を開催。「ぎをん小森」へ。びっしり抹茶色で埋め尽くされたパフェはさいこーにうまかった。恋人が等間隔に並ぶという鴨川へも行ってみる。
5日目。曼殊院、杉本家、慈照寺。
この旅の寺から寺への移動は徒歩か路線バス。30人以上が乗り込み、あまりのぎゅうぎゅうさに、バス待ちの人がいるバス停を数個スルー。なかなかやるな、運転手。解散後、京都大学に行ってみる。テレビで見たフランス料理屋がほんとにあった。京大と早大が共同開発したコーヒー豆を使ったカフェもあった。
6日目。水無瀬神宮、浄土寺、鶴林寺、姫路城。
姫路城に着いたのが閉館30分前。天守閣だけは見て来いという教授の指示の下、天守閣に向かう。が、ここは城。当たり前だが攻めにくいように造られていて、そう簡単にたどり着くはずもない。たくさんの角をまがり、たくさんの急な階段を走っていく。ぶっちゃけ汗だけかいてなんも見ちゃいねぇ。
もちろんちゃんと勉強もしてます。
中学校の教科書で銀閣=書院造って教わったけど、じつはあれは書院造じゃないそうな。何をいまさら。
ちょっと前に某CMであった、中国人は実は烏龍茶じゃなくて緑茶を飲んでいる、と同じくらい騙された気分です。最近話題になった、実は冥王星は惑星じゃない、と同じくらいしてやられた気分です。
なのでこの凹んだこころを回復すべく、独逸建築史実習にいくことにします。
え?もうすぐシーズンインだって??
・・・。でゎ、つぎケータよろしゅう。