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2008年度

気持ち

投稿日時:2009/04/28(火) 21:17

いつかの練習後に野口さんが言っていた。

「気持ちで負けるな」


そんなの分かってるよ、高校のころ何度も試合前に言われたし

と思ってる新入生の君。


君の考えを否定するわけではないが

この言葉の重みはラグビーと他のスポーツでは

はるかに異なる。


コンタクト(ぶつかり合い)のあるスポーツでは

試合中に何回か、もしくは何十回か正面衝突する機会があるだろう。

そこで普通の人間ならこう考える。

「こいつははたして俺より強いのか」


ここであえて強いという定義を明確にすることはしない。

それは、夜の街などを歩いている外国人をみて

「うわ、強そう」

と誰しも思ったことがあるだろうからだ。


そして試合中のその時、相手を見て心の中で

相手>自分

という不等式が浮かんだ瞬間

意識とは逆に、本能でスピードが落ち

相手にずるずる引きずられながら前進されてしまう。

最悪一発で抜かれてしまう。 






ここで大きく視点を変えてみる。

どうしたらそういう強い奴を止められるのか。

自分(気持ちがのっている自分)はその瞬間何を考えてるのかと言うと




たぶん何も考えていない。

無心。

あえて言うなら

そいつの持つボールを自陣のトライラインに近づけさせない事のみ。



試合前にテンションをmaxまでもっていき

試合中は相手が誰だろうとか考えずに

ただがむしゃらにボールを追い続ける。

ボールを奪う。ボールを前へ運ぶ。




それが自分のベストな状態の気持ちだと思う。

だから明日は熱く、かつ冷静に戦おうと思う。





心技体、すべてを完璧な状態にして明日の試合





気持ちで勝ちましょう






では次回は公式戦初先発、1番新井くんに試合の感想などを語ってもらいましょう

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