2008年度
13人
投稿日時:2008/05/11(日) 06:52
どうもお久しぶりです。2年の前村です。
ブログってのはどうも苦手に感じてしまいますね。でも逃げてても仕様がないんで書くことにします。
ゴールデンウィークが終わり、世間では休みボケをどうやって解消するかと話題になっています(?)が、
我らが東工大ラグビー部には先日ついに一年生が正式に入部ということになりました!
新入部員の人数はなんと13人。マネージャーも合わせると15人という快挙です。
でもうちの代が少ないから平均したら普通になってしまうんですよね。まあ平均する必要はないのですが・・・。
ところでこの13人という人数、実は僕の高校のラグビー部の同期も13人で同じなんです。
男子校だったのでマネージャーなんかいませんでしたけどね。ハハハ
東工大ラグビー部でこそ一学年13人というのは多く感じられますが、
母校の川越高校ラグビー部では、一学年13人というのは決して多い数ではありませんでした。
これは他の高校ラグビー部でも言えることかと思います。(もちろん少人数のところもあるかと思いますが)
今回は、人数が多いことの利点について書きたいと思います。
人数が多ければ多いほどポジションが被る可能性は高くなります。
そうすれば一つのポジションを奪い合うことになり、お互いに高めあうことができるでしょう。
これは上級生と下級生の間でも起こりうることですが、同期にライバルがいるというのは大きな刺激になると思います。
また、一学年で一チーム作れるくらいの人数がいれば、全体でオフェンスとディフェンスに分かれて練習することができます。
オフェンスの練習でもディフェンスの練習でも、相手が実際にいるのといないのとでは全然質が違ってくると思います。
これは今日の練習で実際に感じたことですが、味方が(自分を含めて)15人、
そして敵が15人いて初めて、試合で活きたプレーをすることができるのではないでしょうか。
もちろん、先輩や指導者の教えやトッププレイヤーの動きを見ることで、頭では理解できるかもしれません。
しかし、実際の試合では不確定要素の事態がしばしば起こるわけで、その時に自分がどうするべきかを咄嗟に判断するには、
今までの自らの経験、つまり試合やそれに近い練習からしか学べないことだと思います。
フロントを担っている自分としては、スクラム練習の時にそれを実感するんですね。
スクラムマシンでは、少ない人数でも練習できるという利点もあるのですが、
相手が出てこないのでエンゲージが遅れたなどの細かいところが、いまいちわかりにくくなります。
それに比べて対人では、お互いが自分に有利になるように行動するため、低く構え、相手よりも早く出て、首を取り、
腕で絞め、胸を張り・・・と、さまざまな攻防が繰り広げられるのです。それは試合中のスクラムとほぼ変わりません。
勝てば押せるし、負ければ押される。
それは単純明快であるからこそ、何が良く何が悪かったかをすぐに気づいて修正すべき点を確認することができるのです。
そんな実戦に近い練習をするためにも、人数はとても重要になります。
人数が多ければ必ず強くなるというわけではないですが、強くなる可能性を高めてくれるものだと思います。
こんなところです。自分が考えていることをまとめるってのはどうにも難しいものですね。
今日は学習院戦です。簡単に勝てる相手ではないかと思いますが、自分のベストを尽くしたいです。
次は3年の浅沼さん、よろしくお願いします^^