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2008年度

ある偉人の格言

投稿日時:2008/04/24(木) 15:19

こんにちは!生命科学科4年の丸田秀幸です。
最近研究室に配属され、100匹以上のウニに囲まれながら楽しい研究室ライフを送っています。
一ヶ月も経つと愛着がわいてくるもので、それぞれのウニに名前を付けてしまうほどです。ウソです。

 


ラグビーを語る上で
"ONE FOR ALL
 ALL FOR ONE"
という言葉がでてきます。


ラグビーは試合中にタイムアウトといった時間を止めるシステムはありません。
それゆえ試合中はプレーヤーは誰に縛られることなく自由にプレーするこができます。
しかし全員がバラバラに動いたら、決して強いチームには成れないでしょう。
強いチームには必ず自分達のルールが存在する。そのルールを個人個人が遵守すること。

それが"ONE FOR ALL"だと思います。

 

では"ALL FOR ONE"とは何だろうか?
直訳すると”皆は一人のために”といった精神的な事に聞こえますが、自分的に解釈すると


”ボールを持ったプレーヤーに逸早く反応する”

という事だと思います。


最近になってこの事の重要性がよく分かります。
海外の一流プレーヤーは身体の大きさ、強靭さに加え、この部分が非常に優れている。
ボールを持ったプレーヤーに反応する事は、ボールに直接関わりに行く他にも、その次を予測して動くといったプレーにも繋がる。
よって”反応する”ということは極めて重要な要素だと言えます。


昔は"ONE FOR ALL,ALL FOR ONE"
なんて聞いても単なる格言みたいな捉え方しかしていませんでしたし、
”一人は皆のため、皆は一人のため”といった、いかにもイギリス紳士が好きそうな言葉だなーくらいにしか思っていませんでした。

しかし最近ラグビーを考えるようになってから誤りに気づきました。
"ONE FOR ALL,ALL FOR ONE"は強いチームを作る上の絶対条件なのだと。

 

 

ラグビーはここ十年くらいでルールも変わったし、スタイルも大幅に変化した。
昔のビデオとか見ても、同じスポーツとは思えないくらい変貌している。
今なおラグビーというスポーツは進化を続けている。
しかし、何十年(もしかしたら百年超えてるかも)も前に作られた言葉が今でも生きている。
どんなに変化してもラグビーの根幹は変わらないのだなと

"ONE FOR ALL,ALL FOR ONE"って意外と深い言葉でした。

 

 


以上、ラグビーに関する深イイ話でした。次は東工大生のアイドル”ゆっきー”にバトンを渡します。よろしく!

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