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2019年度 リレー日記

チャレンジ

投稿日時:2019/11/26(火) 00:39

こんにちは、主将の柳井です。

東工大の2019年度シーズンが終わりました。

5勝1分1敗で3位入賞となりました。

最終2試合どちらかで、1点でも多く取ることが出来ていれば長年目標としている入れ替え戦に出場することが出来たため、大変悔しい結果となりました。最後の試合は自分が勝ちまで持っていかなければいけませんでした。

終わってみると、今まで自分の中にいたラグビーの虫が何処かへ飛んでいってしまった。そんな喪失感があります。



「あんなに悔しそうな泣き顔を見るくらいだったら、もっともっと追い込んであげるべきだった。」

高校の練習に顔を出した時、高校時代の恩師がこう語っていたことを思い出しました。

自分はキャプテンで指導者ではありませんが、この言葉がこの一年間ずっと胸にあったのにも関わらず、色んな意味で鬼に徹することは出来ませんでした。本当に弱い四年生でした。

今年を思い返すと、数の少ない四年生に対して、嬉しいことですが、まだまだ緊張感に欠ける一年生が沢山入ってきて、上にも下にも同期にも、このラグビー部には本当に個性的なメンバーが揃っていました。

朝練で人が揃った試しがあったでしょうか。こんなに一体感の無い体育会も珍しいと思います。キャプテンを拝任してから、心臓や胃が痛んだり、アラームをかけていないのに5時に起きたりすることが多かったです。最後までそんなチームでした。

でも、その中でM2の先輩方は練習中に発破をかけ、プレーで引っ張って下さり本当に本当に心強かったです。

主将という立場を退く今はそんな男になりたいと思っています。

こんなチームではありましたが、自分は東工大ラグビー部が大好きです。一緒にプレーをしていて、まあ負けて色んな気持ちもあるけど、何より楽しかった。毎年思っていますが、自分や誰かがトライした時の興奮は何物にも勝るもので、その度にラグビーを続けていて良かったなと思うのです。だから、院に行ってももう少しだけ、このチームに固執します。

ラスト1試合、大阪大戦。来シーズンにつながる試合です。まだまだチャレンジして必ずゲインします。



柳井

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