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2019年度 リレー日記

ラグビー向いていない自分

投稿日時:2019/10/16(水) 19:06

一年の伊藤です。

先日、ラグビー日本代表がスコットランドに勝利しベスト8を決めました。なんと私はその歴史的試合を生で見ることが出来ました。適当に試合のチケットを取っといてと頼んだ高校時代のラグビー部の後輩には感謝してもしきれません。スタジアムが赤と白に染まったその景色は一生忘れないと思います。日本代表の勝利の要因はなんといってもディフェンスだったと思います。守っているのにもかかわらずフェイズを重ねるごとに前進するそのディフェンスにスコットランドは苦戦したと思います。そのディフェンスで流れに乗れた結果、素晴らしいトライがいくつも生まれたのでしょう。このディフェンスは自分たちより格上の相手と互角に戦うためには必ず必要なことだと思います。リーグ戦後半、今まで以上に強い相手が待ってます。日本代表のような粘り強いディフェンスをしていたら必ずチャンスは生まれるはずです。そこでしっかりと点を取り切ることができれば勝利が大きく近づくのではないでしょうか。

大学でラグビーをしていて思ったのは、やはり自分にはラグビーが向いていないということです。私は高校三年間ラグビーをやっていたのですが、一年生二年生両方怪我のせいでほとんど試合に出ることが出来ませんでした。そのせいか、「もう少しラグビーをやりたい」そう思って東工大のラグビー部に入部しました。しかし、大学のラグビーはレベルが高く練習に全く着いていけていません。他の一年生がリーグ戦のメンバーに選ばれる中、自分は経験者にも関わらず、ベンチに入ることすら出来ません。自分には足りない部分が多すぎて嫌になってきます。部活を辞めたいと何度思ったかわかりません。楽しかった高校時代のラグビーはそこにはありませんでした。しかし、上手くいかない出来事を楽しいと思う人は誰もいません。ラグビーが楽しいと思うには上手くなるしか無いと思います。今はとても苦しいですが、いつか試合で活躍出来る日を夢見てもう少し頑張ってみようと思います。

苦しい日々の中、心の支えになってくれたのは筋トレでした。私は大学に入学してから一年生の中で誰よりも筋トレをして、誰よりも数値を伸ばしていると思います。ラグビーが上手く無い分そちらで努力するしかありませんでした。そうしているうちにいつの間にか筋トレが好きになってしまっていました。ウェイトトレーニングは数値がはっきりと出るので自分の成長がしっかりとわかります。努力は決して裏切りません。そして、ラグビー部には目標となる先輩方がいます。白石さんと原田さんはトレーニングルームで一番見かける先輩方で、努力量が他の人とは違うなと感じています。身体もとても大きいです。自分もいつかはそんな風になりたいと思います。筋力では他の一年生はもちろん、先輩にも負けたくありません。自分の理想にはまだまだ到達出来そうにはありませんが、他の人の倍努力して早く試合で使わざるを得ない選手になりたいです。

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