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2019年度 リレー日記

2度目の合宿を終えて

投稿日時:2019/08/27(火) 23:45

2年マネージャーの松永です。

 昨年よりも2日長い6泊7日の合宿が昨日を最後に終了し、今日一日はのんびりとしたオフを過ごすことができました。


 毎年合宿が終わると「あっという間だった」というような意見が会話でもこのリレー日記でも聞こえてきますが、私自身はそのように感じたことはありません。長くてたいへんな一週間だったと感じます。おそらくそれは、新鮮で、充実した毎日を送っている証拠なのだと思います。
 今回の合宿も、練習・試合・食事・ミーティングの繰り返しで、一見するとなんの変哲もない単調な一週間だったように思えますが、ひとつひとつの活動の内容や雰囲気は様々で、一度としてコピーとなることはありませんでした。


 私は今回の合宿で、ミーティングの準備を任せてもらい、ミーティング中の手伝いをしました。合宿中は、毎日ミーティングができるので、毎試合を振り返り、次の練習や試合のテーマを確認することができます。その内容を踏まえて次の日の練習や試合を見ていると、たった短い時間しかたっていないのに、チームの成長を感じました。昨日にはできなかったことが今日はできるようになる。東工大生ならではの順応力だと思いますが、明日にはどこまでよくなるのだろうと、わくわくしました。
 課題に感じたことを共有し、解決策を練り、次に実行する、これは単純ですが大変で、とても大切なことだと思います。その循環を目の前で見るとことができた今回の合宿は、個人的には大きな収穫でした。秋のリーグ戦まであまり時間はありませんが、それまでの期間でもやり方次第では、十分強くなれるなと確信しました。


 ですが、これから始まる秋のリーグ戦までは、部員たちはみなそれぞれの生活を営みながら試合に臨み、途中からは学校も始まります。ラグビーのことだけを考えて、共同生活をしていた合宿と比べて、試合のたびに場所と時間を用意してミーティングをしたり、発生した課題に時間をかけて取り組むことは困難になります。そんな中で、1年間の集大成をかけたビックゲームに挑むにはどうしたらいいのか、大いに考える必要があります。
 相手はどんなプレーをしてくるだろうか。試合当日の天気はどうだろうか。グラウンドのコンディションはどうだろうか。チームの士気は高まっているだろうか。不満に感じること、課題だと思うことは何だろうか。
 状況は、物理的にも精神的にも刻一刻と変化していきます。思いもよらない変化が起こることもあるでしょう。重要なことは、その揺らぎにいかに早く気付き、対処の策を練るかだと思います。気付くためにも、対処するためにも、部の一人ひとりとコミュニケーションをとることが大切だと感じます。2年生としてできることをこれからも探し続けたいと思います。


 リーグ戦まであとわずか、限られた時間を少しも無駄にすることはできません。チーム全体が悔いなくシーズンを終えられるよう、全力でサポートしていきます。

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