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2019年度 リレー日記

最善の策を練る

投稿日時:2019/08/27(火) 12:39

4年マネージャーの八嶋です.

6泊7日の菅平合宿が終了しました.
1週間,朝起きた瞬間から寝るまで気の抜けない生活を送り,家に帰り片付けをして一息ついた途端に床でそのまま寝てしまいました.振り返ると,本当に濃密な7日間でした.

今回を除き,これまで3回の合宿を経験してきて,自分は夏合宿を1年で1番大事な行事だと思っていました.なぜなら,合宿は単にプレーの向上に繋がるだけではなく,1年生含めた全員が東工大ラグビー部の一員であることを実感し,成長できる機会だからです.合宿でどれだけチームが完成するか.これがリーグ戦の勝敗に関わると思っています.
毎年,合宿には色々な思い出があり,大変だったことも楽しいこともありました.だからこそ,下級生には今年も良い合宿を経験してほしい,という思いと,リーグ戦に向けて最高の準備をしたいという思いを持って今回の合宿に臨みました.

改めて感じたことは,様々な場面を想定した準備の大切さと,状況に応じて最善の策を練ることの必要性です.
勝負の場は刻一刻と状況が変わります.例えば,練習では相手の動きを想定しながら色々なサインのプレーを練習します.しかし,実際には相手が意表をつく動きをしてくることがあり,その時々でどうするか判断しなくてはなりません.これはチームの運営においても同じです.事前に時間と場所,練習内容を考えて準備を進めても,菅平では変わりやすい天気に翻弄され,普段の練習においても急遽欠席者や怪我人が出るなどして,その度にプランを立て直さなくてはなりません.

下級生の頃はまだ経験も浅く,即座の判断ができない中,なぜ思い通りに行かないのかと頭を悩ませていました.しかし今考えれば,何かが計画通りに行くことの方が逆に不安を感じるくらい稀です.今回の合宿でも予定外のことが起きた時に,なんでだよ,と声をあげたくなる時もありましたが,やっとすぐに落ち着いて全てのことを受け入れる心の余裕ができました.天気には恵まれない合宿でしたが,全員ができることを行い,納得のいく合宿になったと思います.

可能な準備を全てできたら,あとはその時を待ち,何か起きればその時にできることをやるしかありません.リーグ戦だってどうなるかは分かりませんが,残された時間で最高の準備をして悔いのないように最後までやり切りたいです.


 

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