ログイン マイページ レイアウト

2018年度東京工業大学ラグビー部リレー日記

リーグ戦が終わって

投稿日時:2018/12/04(火) 16:46

こんにちは、一年マネージャーの松永葵です。
リーグ戦が終わり、オフシーズンに入りました。先日帰省したこともあって個人的にはとてものんびりした日々を過ごしています。

そんな中、少し前に駅で突然おなかが痛くなり、近くにあったホテルに駆け込んだことがありました。そのホテルは高校三年生の東工大受験の日に泊まったホテルでした。その年は受験に失敗してしまったのであまりいい思い出ではありません。いつも通りがかるときに前回宿泊したことを思い出してはいるのですが、久しぶりに中まで入り、当時のことを鮮明に思い出しました。
その日も私は体調を崩し、高熱でフラフラしていました。風邪をひいたというよりは精神的にやられていた、という感じでした。人並みに勉強していたし、模試の判定も上々でした。でも、それでも不安に支配されていたのは、自分自身やり切ったという実感がなかったからだと思います。試験前日、眠りにつく前、走馬灯のように自分が怠けたり手を抜いたりした時のことがよみがえってきました。試験当日、問題も配られていないのに後悔で涙が止まらなくなりました。試験自体が始まる前から、もう合否は決まっていたのだと思います。
浪人していた時は、臥薪嘗胆自分に嘘をつかない努力をして、すっきりとした気持ちで試験に臨むことができました。どんな敵でもかかってこい、そう思うことができました。

今回初めてのリーグ戦を終えて、目標を達成することの難しさを知りました。時間もかかることだと思います。でも、大学での部活動で後悔は残したくないし、試合の前に地獄のような走馬灯を見るのはまっぴらごめんです。まだまだ先ですが、その準備をし始めるのにフライングは無いと思います。だからこそ、この冬オフ、もっといえばこの一年生の冬オフ、今できること、やるべきことを将来も見据えてこなしていきたいです。

トラックバック一覧