ログイン マイページ レイアウト

2018年度東京工業大学ラグビー部リレー日記

当たり前

投稿日時:2018/08/27(月) 12:00

3年マネージャーの八嶋です。



昨日をもって、4泊5日の夏合宿が終了しました。

今年の合宿は例年よりも2日短いものでしたが、その中で出来る事をやり尽くし充実した気持ちで終わることができました。



合宿前の話になりますが、8月の初旬にある工場へインターンシップに行ってきました。工場内の同じ部署の中でも、現場で作業をする人がいる一方で、作業をしない工務という担当がありました。仕事内容としては、備品を切らさないように発注管理をしたり、作業現場を回って安全のための声かけをしたり、作業工程の中で危険な箇所や作業効率の悪い部分を見つけて修理をするといったものがあります。

印象に残っているのは、工務の方のお仕事のお手伝いをしている時に、「今苦労してやっていることの大半は他の人に気づいてもらえることは少ないんだよ」と言われたことです。それを聞いた時に、気づいてもらえないのはもったいない、こうも思いましたが、作業員の方が当たり前だと思っていることには実は工務の方の見えない働きかけがあって、作業する人がはっきりと分かるわけではなくても「何となくいつもより働きやすい」と思える環境を涼しい顔で作っている工務の方はすごくかっこいいなと思いました。自分の中では工務とマネージャーにはどこか通じるものがあり、マネージャーとして自分もこうあるべきだなと最近思います。



この合宿中、マネージャーは先々の準備のために選手のスケジュールよりも早めに動くことを意識していたので、選手と別行動をすることも多く、マネージャーは何をやっているんだ?ときっと思われることもあったかもしれません。時間的な余裕が少なくていっぱいいっぱいになり、準備不足が露呈してしまう場面もありましたが、自分の思い描くマネージャーに少しだけ近づけていればいいな、と思います。

これからリーグ戦が始まると、練習や試合が続いて選手マネージャー共に大変なことも増えると思います。基本的なことではありますが、勝つためには気持ち良くプレーできる環境を当たり前に作ることが一番大切だと思うので、自分が心の余裕を持つことで忙しくてもそのベースの部分を崩さないようにすることを目標に努力していきたいです。







 

トラックバック一覧